【ボールは、どこ】
現場改善コンサルの川端です。
現場改善支援で、工場管理者から現場の問題について、相談を受ける時が有ります。
関係部署の担当者に仕事を依頼したが、仕事が上手く回らなくて困っているのです。
その際に、仕事(タスク)のやり取りをボールにたとえて説明すると理解して頂けます。
AさんからBさんに仕事1を依頼して、今、Bさんが、ボールを持っている。
次に、仕事2をAさんがCさんに依頼・・・
上手く行っている間は良いのですが、タスクが多くなると、誰がボールを持っているか分からなくなってしまう事が有ります。依頼した人がフォローを忘れると、仕事は止まってしまいます。
仕事に限らず、日常生活でも似たような現象は多いです。冷蔵庫に紙が貼付けて有る家庭も有ると思います。最近の冷蔵庫は、磁石が付かないパネルが有り、困っている人も多いと思いますが、マスキングテープなら貼り付けできます。
さて、タスクの話に戻りますが、仕事は「見える化」した方が良いです。タスク管理が出来るソフトも有りますが、色分けした付箋紙を使う人も多いと思います。
仕事を「見える化」して、依頼者は、その進捗を管理する事が重要です。
工場の場合は、「やるべきこと」と「やってはいけないこと」の二つしかない(どちらでも良いは無い)ので、「やるべきこと」は、徹底します。
あれ出来た?あれ出来ました。何の事か分かりませんが、良いコミュニケーションが仕事を上手く回します。
パソコン・スマホに向かって、黙ってばかりでは、ダメですね。
「あれ出来た」→「出来ました」
あれで分かるくらいになれば良いですね。
今日は、ここまでとします。
以上